夏のアウトドアシーズンに欠かせないのがクーラーボックス。
中でも保冷剤は、食材や飲み物を新鮮に保つための重要なアイテムです。
今回は、市場で人気のある「クーラーショック」、「ロゴス倍速凍結」、「TOURIT アイスパック』」の三つの保冷剤を比較検証し、どれが最も長く凍ったままでいられるのかを検証しました。
こちらでも検証はしてますが、検証内容は違います。
今回は同じクーラーボックスの中に入れて、どれだけ長く保冷ができるのかも知りたい。
この記事では、その結果を詳細にお伝えします。
2024年版保冷剤の比較検証『クーラーショックvsロゴス倍速凍結vsTOURIT アイスパック』
見出しには大袈裟にVSなどと対決みたいにしていますが、調べたかったのはこの3つの保冷剤でどのくらいまで冷えて、どのくらいまで保つのかを見たかったからです。
もしかしたら3つ同時に入れたことによって、商品に記載されている保冷時間が伸びるのではないか?なんて考えたのがこの記事の発端です。
以前出した記事ではペットボトル内の氷が、どれだけ保つのか個別に検証しましたが、
要は今回同じボックス内でヨーイドン!でどれが一番凍っていられるか?を競ってます。
今回のポイントは
- 保冷剤の違い
- 本当に効果的な保冷剤は?
- 相乗効果は?
結果
結論から言うと、最も長時間凍った状態を保てたのは「パチショック」でした。
え?そうなの?と思った方多いのではないでしょうか。
大きさや容量など違いますからなんとも言えませんが…。
同時に入れた時の相乗効果も知りたいかった内容となってます。
以下に各保冷剤の凍ったままでいられた時間と検証内容を詳しくご紹介します。
製品説明
クーラーショック
「クーラーショック」はアメリカ製の保冷剤で、迅速な凍結と長時間の保冷効果が特徴。
水に浸けて冷凍庫で凍らせると、-18℃以下の状態を保つことができるとのこと。
サイズは様々で、クーラーボックスの大きさに合わせて選べます。
ロゴス倍速凍結
「ロゴス倍速凍結」は日本のブランドで、名前の通り、従来の保冷剤よりも早く凍結し、長時間の保冷効果を謳っています。
特にアウトドアシーンでの使用に適しており、耐久性と再利用のしやすさも評価されています。
TOURIT アイスパック
「TOURIT アイスパック」はコストパフォーマンスが高いことで人気の保冷剤です。
ここでは通称『パチショック』と言わせて頂きますね。
低価格ながら、しっかりとした保冷効果を持ち、家庭用からキャンプまで幅広いシーンで使用されています。
検証内容
検証は、同一条件下で行い以下の手順で進めました。
1. 準備:
• 各保冷剤を十分に凍結させるために24時間冷凍庫で凍らせました。
• 使用したクーラーボックスは容量31リットルのものを使用。
•ロゴスXL、クーラーショックL、パチショックL、大きさで言えばクーラーショックが一番大きです。
2. 検証開始:
• クーラーボックスに各保冷剤を全部配置し、温度計を設置。
• クーラーボックスは屋内に置き、気温は約27℃〜約34℃。(テント内もしくはタープ下を想定)
3. 経過観察:
• 数時間ごとにクーラーボックス内の温度を記録し、保冷剤が溶け始める時間を観察。
• 保冷剤が完全に溶けるまでの時間を計測。
8月1日12時30分スタート | クーラーボックス内温度 | 溶け具合 |
13時00分 | -6,4℃ | 全部凍ってる |
15時00分 | -3,5℃ | 全部凍ってる |
18時30分 | -2,5℃ | 全部凍ってる |
21時30分 | -1,7℃ | 全部凍ってる |
8月2日8時00分 | 4,2℃ | ロゴス半分溶け クーラーショック3割溶け パチショック3割溶け |
12時30分 | 5,8℃ | ロゴス8割溶け クーラーショック半分溶け パチショック半分溶け |
14時30分 | 6,2℃ | ロゴス9割溶け クーラーショック6割溶け パチショック半分溶け |
16時30分 | 7,2 ℃ | ロゴス全溶け クーラーショック6割溶け パチショック6割溶け |
20時00分 | 8,5℃ | ロゴス全溶け クーラーショック9割溶け パチショック7割溶け |
22時00分 | 9,4℃ | ロゴス全溶け クーラーショック全溶け パチショック9割溶け |
一応クーラーボックス内での画像も載せておきおますね。
検証から相乗効果はあったのか?
ロゴス…1番最初に溶けきっちゃいました。
ですが他の保冷剤と一緒に入れたことで、より長い時間保冷してくれることがわかりました。
瞬間的な爆発保冷に関してはNo.1ですが、持続時間は28時間ということで最下位に。
クーラーショック…やはり保冷剤の王様というべきなのか、保冷持続率もすごい。
ですが今回は勝ちを譲った形となりましたね。
パチショックの保冷をした形となり逆に助けてしまいました。
2位という大誤算。
TOURIT アイスパック…相乗効果についてはパチショックへと付与された部分が多いですね。
最終的に33時間30分という驚異的な保冷時間(氷が溶け切るまで時間)となりました。
かなり面白い結果となりました。
持続時間に関しては1位となりましたが、単品ではそこまでは保ちません。
他の二つの保冷力、持続率をうまく利用し保冷してもらった感じですかね。
相乗効果はかなりあったと言わざるを得ません。
これで保冷剤をもう一つ入れて、食材をパンパンにして使用すれば、2〜3日は保冷できると思います。
※正しい検証方法ではないかもしれませんが、筆者が知りたかったことだったのでご了承願えればなと思います。
また計測方法、保冷剤の置き方や位置、などで異なる可能性はございますので、お試しいただければなと思います。
まとめ
今回の検証では、保冷剤の保冷効果に明確な差が見られました。
「TOURIT アイスパック」は最も長時間凍った状態を維持し、特に長時間のアウトドア活動や高温環境での使用に最適であることが分かりました。
「クーラーショック」も健闘しましたが、保冷効果の持続時間は「TOURIT アイスパック」に一歩及びませんでした。
「ロゴス倍速凍結」は価格に対して十分な性能を発揮しましたが、長時間の保冷が必要なシーンではやや物足りない結果となりました。
これからのアウトドアシーズンに向けて、保冷剤選びの参考になれば幸いです。
どの保冷剤を選ぶにせよ、自分の使用シーンに合ったものを選ぶことが重要。
以上で終わりたいと思います。
ご拝読ありがとうございました。
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