「EUHOMYってどこのメーカー?」
Amazonや楽天市場などでポータブル冷蔵庫を探していると、「EUHOMY」というブランドを見かけることがあります。
筆者もバッテリー式ポータブル冷蔵庫を探しているなかでEUHOMYを発見しました。
特に気になったのが、専用バッテリーを本体に装着できる18Lクラスのポータブル冷蔵庫。
EENOURやBougeRVなどと比較しても気になる存在なのですが、聞き慣れないブランドだけに、
「EUHOMYってなんて読むの?」
「どこの国のメーカー?」
「中国メーカーなの?」
「ちゃんとした会社なの?」
「ポータブル冷蔵庫を買っても大丈夫?」
など、気になるところもあります。
そこで今回は、EUHOMYの会社情報やブランドの特徴、主な製品、サポート体制などを調査しました。
なお、筆者は今後EUHOMYの18Lポータブル冷蔵庫を実際に購入し、冷却性能やバッテリー持続時間などを検証する予定です。
今回はその前編として、まずは「EUHOMYとはどんなブランドなのか?」を詳しく見ていきます。
- EUHOMY(ユーホミー)は中国系の家電ブランド
- 製氷機や冷蔵庫など「冷やす家電」を得意としている
- 海外ではAmazonだけでなく大手小売店にも販路を拡大
- 日本ではポータブル冷蔵庫なども販売されている
- 公式サイトには1年間の限定保証制度がある
- 公式サイト内で設立年の記載に食い違いがある
- EUHOMY 18Lは今後実機を購入して詳しく検証予定
EUHOMYとは?

EUHOMYは、製氷機や冷蔵庫などを展開している家電ブランドです。
読み方は、
EUHOMY(ユーホミー)
です。
日本ではまだEENOURやAnkerなどほど知名度が高いとはいえませんが、海外市場では製氷機を中心に事業を展開しています。
EUHOMY公式サイトでは、ブランドについて「modern life cooler, easier, and more enjoyable(現代の生活をより涼しく、簡単に、楽しく)」することを目指した家電ブランドとして紹介されています。
現在の公式サイトを見ると、特にポータブル製氷機に力を入れていることが分かります。
EUHOMYはどこの国のメーカー?

結論からいうと、EUHOMYは中国系の家電ブランドと考えてよいでしょう。
EUHOMY公式サイトの利用規約には、Webサイトの運営主体として、
NINGBO HAOMI INFORMATION TECHNOLOGY CO.
という会社名が記載されています。
「NINGBO」は中国・浙江省の寧波(ニンボー)を指します。
そのため、EUHOMYについて「どこの国のメーカー?」と聞かれた場合には、中国系ブランドとして紹介するのが分かりやすいでしょう。
ただし注意したいのが、
「ブランドの運営会社が中国企業」=「すべての製品を自社工場で製造している」
とは限らないことです。
家電業界ではOEM・ODMによる生産も一般的です。
今回筆者が気になっているEUHOMYの18Lポータブル冷蔵庫についても、実際の製造工場まで同じ会社なのかについては、現時点では確認できていません。
そのため、本記事では「中国系ブランド」と「製造工場」は分けて考えます。
EUHOMYはいつからあるメーカー?
ここは少し注意が必要です。
2026年9月現在、EUHOMY公式サイトの「About EUHOMY」ページには、
Founded in 2020
と記載されています。
つまり、現在のブランド紹介では2020年設立という扱いです。
ところが同じEUHOMY公式サイト内にある「Official Euhomy」の著者紹介ページでは、
Founded in 2015
という記載も確認できます。
同じ公式サイトの中で設立年が一致していません。
そのため、「EUHOMYは○○年創業」と断定するより、
「現在の公式Aboutページでは2020年設立とされている一方、公式サイト内には2015年とする記載もあり、設立年に情報の食い違いがある」
と考えるのが正確でしょう。
海外ブランドを調査していると、ブランド立ち上げ、会社設立、事業開始などの時期が別々に記載されているケースもあります。
EUHOMYについても、今後情報が整理される可能性があります。
EUHOMYは何を作っているメーカー?

EUHOMYと聞いて、日本では「ポータブル冷蔵庫のメーカー」という印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、グローバルの公式サイトを見ると、現在かなり力を入れているのは製氷機です。
例えば、
- ポータブル製氷機
- ナゲットアイスメーカー
- 球状氷対応製氷機
- キューブアイスメーカー
- 業務用製氷機
- 冷蔵庫
- ワインクーラー
- 飲料用冷蔵庫
- 車載・ポータブル冷蔵庫
など、「冷やす・氷を作る」ことに関連した家電を幅広く展開しています。
つまりEUHOMYは、単に安価なポータブル冷蔵庫だけを販売しているブランドではなく、
冷却家電を中心に商品展開しているブランド
と考えると分かりやすいでしょう。
EUHOMYは海外でも販売されている

EUHOMYについて調べていて興味深かったのが、販売チャネルです。
公式サイトでは、ブランド展開の歴史としてヨーロッパ市場への進出や、Amazonだけでなく、
Walmart、Wayfair、Home Depot、Lowe’s
といった海外の大手小売事業者への販路拡大を紹介しています。
さらに2026年については、Target、Costco、Best Buyなどへのオフライン展開も公式サイト上で紹介されています。
また、EUHOMYは2026年1月にラスベガスで開催されたCES 2026への出展も公式サイトで紹介しています。
少なくとも「Amazonだけで商品を販売している無名ブランド」というイメージとは少し違いそうです。
EUHOMYのポータブル冷蔵庫が気になった理由

今回、筆者がEUHOMYを調べ始めたきっかけはバッテリー式ポータブル冷蔵庫です。
キャンプ用のポータブル冷蔵庫といえば、
EENOUR、BougeRV、Anker、EcoFlow
などさまざまなブランドがあります。
そのなかでEUHOMYにも、専用バッテリーを本体に装着して使用できる18Lクラスのポータブル冷蔵庫があります。
これがなかなか面白い製品です。
コンプレッサー式なので単なる「保冷庫」ではなく、冷蔵だけでなく冷凍にも対応。
確認している18Lモデルでは、設定温度は**-20℃〜20℃**となっています。
さらに15,600mAhの専用バッテリーを装着でき、電源のない場所でも使用できます。
キャンプ場はもちろん、
車中泊、長距離ドライブ、BBQ、アウトドア
などとの相性も良さそうです。
EUHOMY 18Lで気になるスペック
今回筆者が購入候補としている18Lモデルについて、確認できている主な特徴を整理すると、
- 容量:18L
- コンプレッサー式
- 冷蔵・冷凍対応
- 設定温度:-20℃〜20℃
- 重量:約9.5kg
- ECOモード:約30W
- MAXモード:約45W
- 15,600mAh専用バッテリー対応
- ECOモードで最長約9時間
- MAXモードで最長約4時間
となっています。
特に筆者が気になっているのがバッテリー運転です。
キャンプではAC電源サイトを利用するとは限りません。
ポータブル電源を持っていく方法もありますが、冷蔵庫そのものにバッテリーを装着できれば荷物を減らせます。
ただし、
「本当に9時間使えるのか?」
「真夏でも同じくらい使えるのか?」
「-20℃設定でも4時間持つのか?」
「実際の消費電力は30W・45Wなのか?」
ここはスペック表だけでは分かりません。
そこで今後、実機を購入して検証する予定です。
EUHOMYは冷凍庫としても使える?
今回紹介している18Lモデルはコンプレッサー式です。
設定温度は最低-20℃まで対応しているため、冷蔵だけではなく冷凍用途にも使用できます。
これはペルチェ式の簡易的な車載保冷庫との大きな違いです。
夏場に飲み物を冷やすだけなら冷蔵でも十分ですが、
キャンプで冷凍食品を持っていきたい、アイスを入れたい、食材を冷凍状態で運びたい
といった場合には、コンプレッサー式のメリットが大きくなります。
ただし「設定を-20℃にできる」ことと、「庫内のすべての場所が実際に-20℃になる」ことは別問題です。
この点も実機レビューでは温度計を使用して確認する予定です。
EUHOMYの保証やサポートは?

海外ブランドを購入するときに気になるのがサポートです。
EUHOMYのグローバル公式サイトでは、公式サイトや公式販売チャネルから購入した製品について1年間の限定保証を案内しています。
通常使用で発生した材料・製造上の不具合について、条件を満たせば修理または交換の対象になるとされています。
また公式サイトでは、
- 1年間の限定保証
- 生涯テクニカルサポート
- メールによる問い合わせ
- 製品のオンライン保証登録
などを案内しています。
ただし、これはEUHOMYグローバル公式サイトの保証制度です。
日本のAmazonや楽天市場などで購入する場合は、販売店独自の保証条件が設定されている可能性があります。
購入前には、実際に購入する店舗の商品ページに記載された保証期間・返品条件・問い合わせ先を確認することをおすすめします。
EUHOMYは怪しいメーカー?
「聞いたことのない中国ブランドだから怪しいのでは?」
と感じる方もいるでしょう。
現時点で調査した情報だけを見ると、EUHOMYを単純に「怪しいメーカー」と判断する材料はありません。
公式サイトが存在し、運営主体も利用規約に記載されています。
また、製氷機を中心に複数の製品カテゴリーを展開し、海外市場にも販路を広げています。
一方で、気になる部分がないわけではありません。
特に、
公式サイト内で設立年の記載が統一されていないこと
は、企業情報を調べる側からすると少し分かりにくいところです。
また、日本国内では大手国内家電メーカーほど企業情報や製品情報を簡単に確認できるわけではありません。
そのため筆者としては、
「知名度が低いから避ける」のでも、「海外で売れているから安心」と決めつけるのでもなく、製品ごとに価格・保証・仕様・実際の性能を確認する
のが一番だと考えています。
VELARのポータブル冷蔵庫と似ている?

EUHOMYの18Lモデルを調べていて、もう一つ気になったことがあります。
それがVELARの18Lポータブル冷蔵庫との類似性です。
外観だけを見るとかなり似ています。
さらに、
18L、コンプレッサー式、-20℃まで対応、着脱式バッテリーを本体に装着できる
など、共通する部分もあります。
こうなると、
「同じOEM製品なのでは?」
と思いたくなります。
しかし、現時点ではEUHOMYとVELARが同一メーカー・同一工場で製造されていることを確認できる一次情報は見つかっていません。
見た目や仕様が似ているだけで「同じ製品」と断定するのは危険です。
EUHOMYの実機を購入したら、本体底面などにある銘板から、
型番、製造者、輸入事業者、電源仕様、認証関連の表記
なども確認してみる予定です。
これはちょっとした「冷蔵庫の身元調査」になりそうです。
EUHOMYはどんな人に向いていそう?

現時点の製品仕様から考えると、EUHOMYのポータブル冷蔵庫は、
キャンプで使えるバッテリー式冷蔵庫を探している方、車中泊やドライブで使いたい方、ポータブル電源を使わず冷蔵庫単体で動かしたい方、EENOURやBougeRVより安い製品も比較したい方
などにとって検討候補になりそうです。
特に18Lクラスは、大型ポータブル冷蔵庫ほど場所を取らないため、ソロ〜少人数キャンプとの相性が気になります。
ただし、本当にキャンプで使いやすいかどうかはスペックだけでは判断できません。
筆者自身もそこが一番知りたいところです。
次回はEUHOMY 18Lを実際に購入してレビュー予定
メーカーについて調べるだけでは、「結局、製品はいいの?」という疑問は残ります。
そこで次回は、EUHOMYの18Lバッテリー対応ポータブル冷蔵庫を実際に購入して検証する予定です。
特に確認したいのは、
- 0℃まで何分で冷えるのか
- -20℃まで本当に冷えるのか
- 本体表示と実際の庫内温度に差はあるのか
- ECO/MAXの実消費電力
- 15,600mAhバッテリーの実働時間
- 一晩バッテリーだけで使用できるのか
- コンプレッサーの音
- 18Lに実際どれくらい入るのか
- キャンプで使いやすいのか
というところ。
メーカー公称値を紹介するだけではなく、実際に時間と温度を測って検証してみたいと思います。
さらに、VELAR・EENOUR・BougeRVの18Lクラスともスペックを比較する予定です。
まとめ|EUHOMYは中国系の冷却家電ブランド
EUHOMYについて調査した結果、公式サイトの運営主体として中国・寧波に関連する企業名が確認できるため、中国系の家電ブランドと考えてよいでしょう。
海外では製氷機を主力商品の一つとして展開し、冷蔵庫やワインクーラー、ポータブル冷蔵庫など「冷やす」ことに関連した家電を幅広く扱っています。
一方で、公式サイト内で設立年の表記が一致していないなど、企業情報について分かりにくい部分もあります。
そして今回注目している18Lポータブル冷蔵庫は、コンプレッサー式で-20℃まで設定でき、15,600mAhの専用バッテリーを本体に装着できるのが大きな特徴です。
スペックだけを見るとなかなか面白そう。
……ですが、キャンプ道具はスペック表だけでは分かりません。
本当に冷えるのか。バッテリーは何時間持つのか。そして、夜中にコンプレッサー音で目が覚めないのか。
このあたりは実際に使って確かめるのが一番です。
次回はEUHOMY 18Lを実際に購入し、冷却・冷凍性能やバッテリー持続時間、消費電力などを詳しく検証していきます。
