キャンプや車中泊で食材や飲み物をしっかり冷やしたいときに便利なのが、ポータブル冷蔵庫です。
なかでも人気の高いブランドとして名前が挙がるのが、**EENOUR(イーノウ)とBougeRV(ボージアールブイ)**です。
どちらも冷蔵だけでなく冷凍にも対応したモデルを展開しており、車のシガーソケットや家庭用コンセントだけでなく、専用バッテリーを使ったコードレス運用に対応した製品もあります。
しかし、いざ購入しようとすると、
「EENOURとBougeRVはどっちがおすすめ?」
「冷却性能が高いのはどっち?」
「消費電力が少ないのは?」
「キャンプや車中泊ならどちらを選べばいい?」
「バッテリーで使うならどっちがいい?」
など、迷うポイントも少なくありません。
そこでこの記事では、EENOURとBougeRVのポータブル冷蔵庫を、冷却性能・消費電力・容量・重量・バッテリー・静音性・価格・用途などのポイントから徹底比較します。
単純に「どちらが上」と決めるのではなく、それぞれの特徴を整理し、どんな人にEENOURが向いているのか、どんな人にBougeRVが向いているのかまで詳しく紹介します。
- EENOURとBougeRVはどんなブランド?
- EENOUR D18 PLUSとBougeRV CR Pro 20Lを比較
- 冷却性能はEENOURとBougeRVのどっちが上?
- 消費電力はEENOURが有利?
- 容量はBougeRV CR Pro 20Lが有利
- 重量・持ち運びやすさはEENOURが有利
- バッテリー性能ならBougeRVにも強み
- 静音性はEENOURがやや有利
- 価格はどちらが安い?
- EENOURがおすすめなのはこんな人
- BougeRVがおすすめなのはこんな人
- EENOURとBougeRVを用途別に比較
- EENOURとBougeRV、結局どっちがおすすめ?
- まとめ|EENOURとBougeRVは「何を重視するか」で選ぼう
EENOURとBougeRVはどんなブランド?
EENOURは幅広い容量から選びやすい
EENOURは、ポータブル冷蔵庫のほか、ポータブル電源や発電機など、アウトドアや車中泊で活躍する製品を幅広く展開しているブランドです。
ポータブル冷蔵庫では「Dシリーズ」を中心に、10L、18L、23L、35L、45Lなど、用途に合わせて選べる複数の容量が用意されています。
Dシリーズには、D10・D18・D23・D35・D45のほか、D18 PLUS、D23 PLUS、D10 PRO、D18 PROなどのモデルもあります。
ソロキャンプで使いやすいコンパクトモデルから、ファミリーキャンプで食材や飲み物をまとめて収納できる大容量モデルまで選びやすいのがEENOURの特徴です。
また、モデルによっては専用バッテリーに対応しており、AC電源や車のDC電源だけでなく、バッテリーを使ったコードレス運用も可能です。
特に、
- 軽量なポータブル冷蔵庫が欲しい
- 消費電力を抑えたい
- 自分の用途に合わせて容量を選びたい
- ソロキャンプや車中泊で使いたい
という人に向いているブランドです。
EENOURについてのより詳しいない記事はこちら。
BougeRVは冷却性能とアウトドアでの使いやすさが魅力
BougeRVも、ポータブル冷蔵庫やポータブル電源、ソーラーパネルなど、アウトドアや車中泊向けの製品を幅広く展開しています。
ポータブル冷蔵庫では「CRシリーズ」が代表的で、今回比較するCR Proには20Lや29Lなどのモデルがあります。
BougeRV CR Pro 20Lは、-22℃~10℃の温度設定に対応しています。
ECOモードとMAXモードを備えており、冷蔵だけでなく冷凍用途にも使いやすい仕様になっています。
また、266Whバッテリー付きモデルも用意されており、電源のない場所でもコードレスで使用できます。
特に、
- 冷却性能を重視したい
- 低温までしっかり冷やしたい
- 冷凍用途でも使いたい
- バッテリーでコードレス運用したい
- アウトドアで積極的に使いたい
という人に適しています。
BougeRVについてのより詳しい記事はこちら。
EENOUR D18 PLUSとBougeRV CR Pro 20Lを比較

EENOURとBougeRVを比較するなら、まずはサイズや用途が近いモデル同士を比べると分かりやすくなります。
今回は、
EENOUR D18 PLUS
と
BougeRV CR Pro 20L
を中心に比較します。
| 比較項目 | EENOUR D18 PLUS | BougeRV CR Pro 20L |
|---|---|---|
| 容量 | 18L | 20L |
| 温度設定範囲 | -20~10℃ | -22~10℃ |
| 定格消費電力 | 38W | ECO 45W / MAX 60W |
| 騒音レベル | 43dB | 45dB以下 |
| 本体重量 | 8.5kg | 10.3kg |
| バッテリー | DB01×1対応 | 266Whバッテリー対応 |
| 2Lペットボトル | 最大3本 | 約4本 |
| 電源 | AC/DC | AC/DC |
| 主な用途 | キャンプ・車中泊など | キャンプ・車中泊など |
※仕様は2026年9月時点で確認できる公式情報をもとにしています。販売時期やモデル仕様の変更によって異なる場合があります。
この比較を見ると、それぞれの特徴がかなり分かります。
容量はBougeRVが20Lで少し大きく、最低温度も-22℃まで対応しています。
一方、EENOUR D18 PLUSは8.5kgと軽く、定格消費電力も38Wに抑えられています。
つまり、軽さや省電力を重視するならEENOUR、容量や低温性能を重視するならBougeRVという違いがあります。
冷却性能はEENOURとBougeRVのどっちが上?

ポータブル冷蔵庫を選ぶうえで、最も重要なポイントのひとつが冷却性能です。
EENOUR D18 PLUSは**-20℃~10℃**。
BougeRV CR Pro 20Lは**-22℃~10℃**に対応しています。
最低温度だけを比較すると、BougeRVのほうが2℃低い温度まで設定できます。
最低温度ならBougeRV
BougeRV CR Pro 20Lは-22℃まで対応しているため、飲み物や食材を冷やすだけでなく、冷凍用途にも積極的に使いたい人に向いています。
さらに、BougeRVはCR Pro 20Lについて、MAXモードで約15分で0℃、約40分で-22℃まで冷却できる性能をアピールしています。
暑い季節のキャンプや車中泊で、できるだけ早く庫内を冷やしたい場合には大きなメリットです。
EENOURも十分な冷凍性能を持つ
一方、EENOUR D18 PLUSも-20℃まで対応しています。
一般的なキャンプや車中泊で食材や飲み物を冷やす用途であれば、十分に低い温度です。
さらにD18 PLUSはアルミ製インナーボックスを採用し、庫内温度差を約2℃以内に抑える設計になっています。
そのため、単純に「最低温度が低いほうが必ず使いやすい」とは限りません。
冷凍性能や低温性能を最優先するならBougeRV、総合的な使いやすさを重視するならEENOURも十分な候補です。
消費電力はEENOURが有利?
車中泊やキャンプでポータブル冷蔵庫を使う場合、消費電力も重要です。
EENOUR D18 PLUSの定格消費電力は38W。
一方、BougeRV CR Pro 20LはECOモードで45W、MAXモードで60Wとなっています。
定格消費電力の数字だけを比較すると、EENOURのほうが小さくなっています。
長時間使うなら省電力性能も重要
ただし、ここで注意したいのが「定格消費電力」と「実際に使用する電力量」は同じではないということです。
ポータブル冷蔵庫は、設定温度まで冷えるとコンプレッサーが停止し、庫内温度が上がると再び冷却を開始します。
そのため実際の消費電力量は、
- 外気温
- 設定温度
- 庫内に入れる食品の温度
- 食材や飲み物の量
- 扉を開ける回数
- ECO・MAXなどの運転モード
によって変わります。
したがって、
「EENOURのほうが必ず電気代が安い」
とは断定できません。
ただし、定格消費電力の小ささを重視するならEENOUR D18 PLUSが有利です。
特にポータブル電源や車のバッテリーを利用する場合、少しでも消費電力を抑えたい人には魅力的でしょう。
容量はBougeRV CR Pro 20Lが有利

容量については、
EENOUR D18 PLUS:18L
BougeRV CR Pro 20L:20L
となっています。
数字だけならBougeRVが2L大きいモデルです。
さらに、2Lペットボトルの収納目安を見ると、EENOUR D18 PLUSは最大3本、BougeRV CR Pro 20Lは約4本となっています。
飲み物を多めに持っていきたい場合は、BougeRVの20Lという容量が使いやすいでしょう。
ソロキャンプなら18~20Lでも十分
ただし、容量は大きければいいというものでもありません。
ソロキャンプの場合、18~20L程度でも食材や飲み物を十分に収納できます。
むしろ容量が大きくなると、本体サイズや重量も増えるため、持ち運びや車載スペースとのバランスが重要になります。
ファミリーキャンプなら大容量モデルも検討
家族でキャンプをする場合は、18~20Lでは物足りなくなることもあります。
その場合は、EENOURなら23L、35L、45Lクラスなど、さらに大きなモデルを選べます。
BougeRVにも29Lクラスのモデルがあります。
そのため、容量の選択肢の豊富さではEENOURに大きなメリットがあります。
重量・持ち運びやすさはEENOURが有利

キャンプや車中泊で使うポータブル冷蔵庫では、本体重量も重要なポイントです。
EENOUR D18 PLUSは8.5kg。
一方、BougeRV CR Pro 20Lは本体10.3kgです。
その差は約1.8kg。
さらにBougeRV CR Pro 20Lは266Whバッテリー付きモデルの場合、重量が約11.65kgになります。
同じ20L前後のポータブル冷蔵庫として比較すると、EENOUR D18 PLUSのほうが軽量です。
ソロキャンプでは軽さが大きなメリット
ソロキャンプでは、
- テント
- タープ
- チェア
- テーブル
- 寝袋
- 調理器具
- 食材
- ポータブル電源
など、多くの荷物を一人で運ぶ必要があります。
そのため、ポータブル冷蔵庫もできるだけ軽いほうが扱いやすくなります。
持ち運びやすさを重視するならEENOUR D18 PLUSが有利です。
バッテリー性能ならBougeRVにも強み

ポータブル冷蔵庫をより便利に使いたいなら、バッテリー対応もチェックしておきたいポイントです。
EENOUR D18 PLUSは専用バッテリー「DB01」に対応しており、1個搭載できます。
DB01は15,600mAh、170.82Whのバッテリーです。
一方、BougeRV CR Pro 20Lには266Whバッテリー付きモデルが用意されています。
バッテリー容量だけを比較すると、BougeRVのほうが大きくなっています。
また、BougeRVは266Whバッテリーを使用した場合、最大約9時間のコードレス稼働を案内しています。
ただし、実際の稼働時間は設定温度や外気温、庫内の状態などによって変わります。
バッテリー容量だけならBougeRV
バッテリーの容量を重視するなら、266WhのBougeRVが魅力的です。
一方で、EENOURも専用バッテリーに対応しているため、車から離れた場所で冷蔵庫を使いたい場合には十分便利です。
つまり、
バッテリー容量を重視するならBougeRV。
本体の軽さとのバランスを重視するならEENOUR。
という考え方ができます。
静音性はEENOURがやや有利
車中泊でポータブル冷蔵庫を使う場合、動作音も気になるところです。
EENOUR D18 PLUSは43dB。
BougeRV CR Pro 20Lは45dB以下です。
数値上ではEENOURのほうが少し低くなっています。
ただし、ポータブル冷蔵庫は常に同じ音量で動作するわけではありません。
コンプレッサーが動作しているときと停止しているときでは音が異なりますし、設置場所によっても体感する音は変わります。
そのため、単純に「43dBだから絶対に静か」と考えるのではなく、実際の使用環境も考慮する必要があります。
それでも、スペック上の静音性ではEENOUR D18 PLUSがやや有利です。
価格はどちらが安い?
ポータブル冷蔵庫を購入するうえで、価格も重要です。
ただし、EENOURとBougeRVはセールやクーポンによって販売価格が大きく変わるため、通常価格だけで比較するのはおすすめできません。
さらに注意したいのが、バッテリーの有無です。
例えば、
- 本体のみ
- バッテリー付き
- バッテリー+付属品付き
では価格が変わります。
そのため、価格を比較するときは必ず同じ条件に揃える必要があります。
バッテリー込みなら総額を比較
特にコードレス運用を考えているなら、本体価格だけではなく、
本体+専用バッテリー
の合計金額で比較しましょう。
また、Amazonのセールやブランド公式サイトのキャンペーンによって価格が変わる場合もあるため、購入前に最新価格を確認することをおすすめします。
EENOURがおすすめなのはこんな人
軽量なポータブル冷蔵庫が欲しい
EENOUR D18 PLUSは8.5kg。
BougeRV CR Pro 20Lより軽いため、車への積み下ろしやキャンプ場での移動がしやすくなります。
消費電力を抑えたい
D18 PLUSの定格消費電力は38W。
実際の消費電力量は使用条件によって変わりますが、定格消費電力を重視する人には魅力的です。
ソロキャンプで使いたい
18Lというサイズと8.5kgという重量は、ソロキャンプとの相性が良いでしょう。
食材や飲み物をしっかり冷やしながら、持ち運びの負担も抑えられます。
容量を細かく選びたい
EENOURはDシリーズだけでも10Lから45Lまで複数の容量を展開しています。
自分のキャンプスタイルに合わせて容量を選びやすいのは大きなメリットです。
BougeRVがおすすめなのはこんな人
冷却性能を重視したい
CR Pro 20Lは-22℃まで対応しています。
できるだけ低い温度まで冷やしたい人には魅力的です。
急速冷却・冷凍性能を重視したい
MAXモードでは約40分で-22℃まで冷却できるとされているため、冷凍用途を重視する人にも向いています。
20Lクラスの容量が欲しい
CR Pro 20Lは20Lの容量を備えています。
飲み物や食材を少し多めに収納したい場合に便利です。
バッテリー容量を重視したい
266Whバッテリー付きモデルが用意されているため、コードレス運用を重視する人にも適しています。
EENOURとBougeRVを用途別に比較
ここまでの内容を、用途別に整理してみましょう。
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| 軽量性 | EENOUR |
| 定格消費電力の低さ | EENOUR |
| 最低温度 | BougeRV |
| 急速冷却 | BougeRV |
| 容量 | BougeRV |
| 容量の選択肢 | EENOUR |
| バッテリー容量 | BougeRV |
| 静音性の数値 | EENOUR |
| ソロキャンプ | EENOUR |
| 車中泊 | どちらもおすすめ |
| 冷凍重視 | BougeRV |
| ファミリーキャンプ | 大容量モデルを比較 |
EENOURとBougeRV、結局どっちがおすすめ?

ここまで比較すると、EENOURとBougeRVは単純に「どちらが優れている」というより、得意としている部分が違うことが分かります。
EENOURを選ぶなら
軽さ・省電力・扱いやすさを重視する人。
EENOUR D18 PLUSは8.5kgと軽量で、定格消費電力も38W。
ソロキャンプや車中泊で、持ち運びやすく扱いやすいポータブル冷蔵庫を探している人には魅力的です。
また、Dシリーズには10L~45Lまで複数の容量があるため、自分の用途に合ったサイズを選びやすいのもメリットです。
BougeRVを選ぶなら
冷却性能・容量・バッテリー容量を重視する人。
BougeRV CR Pro 20Lは-22℃まで対応し、ECO・MAXモードを搭載。
20Lの容量に加え、266Whバッテリー付きモデルも用意されています。
そのため、冷凍用途やコードレス運用を重視する人には魅力的です。
まとめ|EENOURとBougeRVは「何を重視するか」で選ぼう
EENOURとBougeRVは、どちらもキャンプや車中泊で活躍するポータブル冷蔵庫を展開しています。
今回比較した、
EENOUR D18 PLUS
と
BougeRV CR Pro 20L
では、スペックに明確な違いがあります。
EENOUR D18 PLUSは、
- 8.5kgの軽量設計
- 定格消費電力38W
- 43dB
- -20℃まで対応
- 18L容量
- 専用バッテリー対応
という特徴があります。
一方のBougeRV CR Pro 20Lは、
- 20L容量
- -22℃まで対応
- ECO 45W / MAX 60W
- 45dB以下
- 本体10.3kg
- 266Whバッテリー付きモデルあり
というスペックです。
そのため、
軽量性・定格消費電力・持ち運びやすさを重視するならEENOUR。
低温性能・急速冷却・容量・バッテリー容量を重視するならBougeRV。
という選び方がおすすめです。
どちらか一方がすべての面で優れているわけではありません。
ソロキャンプなのか、ファミリーキャンプなのか、車中泊なのか。
冷蔵が中心なのか、冷凍まで積極的に使いたいのか。
さらに、車載スペースや持ち運びの頻度、バッテリーを使うかどうかによっても、最適なモデルは変わります。
「自分がポータブル冷蔵庫で何を重視するのか」を決めてからEENOURとBougeRVを比較することが、後悔しない選び方です。
そして、購入する際は本体価格だけでなく、バッテリーの有無やセール価格、保証期間まで含めて比較してみてください。
EENOURとBougeRV、それぞれの強みを理解して、自分のキャンプスタイルや車中泊スタイルに合った一台を選びましょう。


