Jackeryのポータブル電源を調べていると、
「1000Whと2000Wh、どっちを選べばいい?」
「キャンプなら1000 New V3で足りる?」
「防災目的なら3000 New以上が必要?」
「3600 Plusと5000 Plusは何が違う?」
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ポータブル電源は、単純に容量が大きければ良いわけではありません。
容量が増えれば長時間使える一方、本体は大きく重くなります。
キャンプや車中泊で毎回持ち運ぶなら軽さも重要ですし、本格的な停電対策なら容量だけでなく出力や拡張性も重要です。
そこで今回は、Jackeryの中でも用途の違いが分かりやすい、
1000 New V3
1500 New
2000 New
3000 New
3600 Plus
5000 Plus
の6機種を比較します。
「一番高性能なのはどれ?」ではなく、
キャンプ・車中泊・連泊・家庭防災・長期停電
という用途から、自分に合ったJackeryを選んでいきましょう。
今回の6機種を先に簡単に分けると、
- 1000 New V3 → キャンプ・1泊程度の車中泊
- 1500 New → 車中泊と容量のバランス
- 2000 New → 連泊・高出力家電・防災
- 3000 New → 大容量でも持ち運びを考えたい
- 3600 Plus → 容量を後から増やしたい
- 5000 Plus → 本格的な家庭バックアップ
という選び方が分かりやすいでしょう。
特に1000 New V3は公式でも1泊2日・省スペース派向けとして紹介されており、1,024Wh・1,500W・約10.6kgという仕様です。Jackery公式サイト
Jackeryおすすめ6機種を比較

まずは主要スペックをまとめます。
| モデル | 容量 | 定格出力 | 重量 | サイクル数 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1000 New V3 | 1,024Wh | 1,500W | 約10.6kg | 6,000回 | キャンプ・車中泊 |
| 1500 New | 1,536Wh | 2,000W | 約14.5kg | 6,000回 | 車中泊・連泊 |
| 2000 New | 2,042Wh | 2,200W | 約17.9kg | 4,000回 | 連泊・防災 |
| 3000 New | 3,072Wh | 3,000W | 約27kg | 4,000回 | 大容量・家庭防災 |
| 3600 Plus | 3,584Wh | 3,000W | 約35kg | 6,000回 | 拡張型・家庭防災 |
| 5000 Plus | 5,040Wh | 6,000W | 約60kg | 4,000回 | 家庭バックアップ |
公式比較ページでも、容量・定格出力は1000 New V3が1,024Wh/1,500W、1500 Newが1,536Wh/2,000W、2000 Newが2,042Wh/2,200W、3000 Newが3,072Wh/3,000W、3600 Plusが3,584Wh/3,000W、5000 Plusが5,040Wh/6,000Wと確認できます。Jackery公式サイト
ここからは、それぞれどんな人に向いているのかを見ていきます。
1000 New V3|キャンプならまず候補

「初めてJackeryを買う」という人が最初に検討しやすいのが1000 New V3です。
容量1,024Wh、定格出力1,500W。
重量は約10.6kgなので、今回比較する6機種の中では最も持ち運びやすいモデルです。
1,500Wあれば、
ポータブル冷蔵庫
電気毛布
小型炊飯器
電気ケトル
電子レンジ
ドライヤー
など、キャンプや車中泊で使いたい家電の選択肢もかなり広がります。
Jackery公式でも、車中泊では**「1泊2日・省スペース派」**向けとして紹介されています。Jackery公式サイト
さらにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、約6,000回の充放電サイクルに対応しています。
こんな人におすすめ
キャンプが中心
1泊程度の車中泊
できるだけ軽くしたい
初めてポータブル電源を買う
という人には、非常にバランスの良いモデルです。
逆に、連泊や本格的な停電対策を考えるなら、もう少し容量が欲しくなる可能性があります。
「Jackery 1000 New V3の詳しい特徴はこちらの記事で紹介しています。」
1500 New|容量と軽さのバランスが良い

1000Whでは少し心配。
でも2000Whクラスは大きすぎる。
そんな人にちょうどいいのが1500 Newです。
容量1,536Wh、定格出力2,000W、重量約14.5kg。
1000 New V3より容量が約500Wh増えながら、重量増加は約4kgに抑えられています。
公式では1,536Wh・2,000Wに加え、約6,000回の充放電サイクルにも対応。AC充電では約1.5時間でフル充電できると案内されています。Jackery公式サイト
個人的に6機種の中で、
「車中泊で使うなら最もバランスを取りやすい容量帯」
と考えやすいモデルです。
こんな人におすすめ
車中泊で少し余裕が欲しい
1泊だけでなく連泊も考える
電子レンジなども使いたい
15kg前後までなら持ち運べる
という人に向いています。
「1000Whでは少し不安という方は、1500 Newの詳しいレビューも参考にしてください。」
2000 New|連泊と防災の境目

容量が2,000Whを超えてくると、使い方が少し変わってきます。
2000 Newは2,042Wh・定格2,200W。
公式比較ページでもこの仕様が掲載されています。Jackery公式サイト
キャンプ・車中泊だけでなく、家庭の停電対策も本格的に考えられる容量です。
例えば、
ポータブル冷蔵庫
電気毛布
炊飯器
電子レンジ
照明
スマートフォン
ノートパソコン
などを組み合わせて使いやすくなります。
そのため2000 Newは、
アウトドア用と防災用の境目と考えると分かりやすいでしょう。
こんな人におすすめ
車中泊で連泊する
消費電力の大きい家電も使う
キャンプだけでなく防災にも使いたい
容量に余裕が欲しい
という人には2000 Newが候補になります。
「Jackery 2000 Newの容量や使える家電についてはこちらで詳しく解説しています。」
3000 New|3kWhでも持ち運びを考えたい人

さらに容量を増やしたいなら3000 Newです。
容量3,072Wh、定格出力3,000W。
重量は約27kgです。
ここまで来ると、
「キャンプ用品として毎回気軽に持っていく」
というより、
車中泊・防災兼用の大容量電源
という性格が強くなります。
3,000Wの定格出力があるため、家庭にある高出力家電まで選択肢が広がります。
それでも5000 Plusのような60kg級ではなく、3kWhクラスとしてはまだ車載も現実的です。
こんな人におすすめ
3,000Whクラスが欲しい
車にも積みたい
車中泊と家庭防災を兼用したい
容量拡張までは必要ない
という人には3000 Newが分かりやすい選択肢です。
「3000 Newの詳しいスペックや2000 Newとの違いはこちらの記事で解説しています。」
3600 Plus|後から容量を増やしたい人

3600 Plusから、Jackeryの選び方が大きく変わります。
容量は3,584Wh、定格出力3,000W。現在のJackery公式サイトでも現行モデルとして掲載されています。
3000 Newとの大きな違いは、単純な512Whの容量差ではありません。
拡張バッテリーを追加できること
がポイントです。
最初は本体だけ。
↓
容量が足りなくなったら拡張。
という使い方ができます。
そのため、
「今は3.5kWhあれば十分だけれど、将来的に家庭防災を強化したい」
という人に向いています。
こんな人におすすめ
家庭防災を重視する
容量を後から増やしたい
長期停電にも備えたい
キャスター付きがいい
という人なら、3000 Newより3600 Plusを選ぶ意味が出てきます。
「Jackery 3600 Plusの拡張性や3000 Newとの違いはこちらの記事で詳しく紹介しています。」
5000 Plus|家そのものをバックアップしたい

今回の6機種の中で明らかに方向性が違うのが5000 Plusです。
容量5,040Wh。
定格出力6,000W。
Jackery公式では5000 Plus本体だけでなく、専用の切替分電盤(ATS)+Power Output Cable Kitも販売されています。Jackery公式サイト
つまり、
「停電したら家電をポータブル電源へ挿す」
という一般的な使い方から一歩進んで、
家庭の回路をバックアップする
ことまで想定されたモデルです。
その代わり重量は約60kg。
キャンプへ頻繁に持っていくような製品ではありません。
5000 Plusは、
ポータブル電源というより、移動可能な家庭用バックアップ電源
と考えると分かりやすいでしょう。
こんな人におすすめ
本格的な停電対策をしたい
長期停電まで考えている
家庭の大型家電も使いたい
200Vも必要
分電盤との連携を考えている
という家庭向けです。
「5000 Plusを家庭用バックアップ電源として使う方法はこちらの記事で詳しく解説しています。」
キャンプならどれがおすすめ?
キャンプをメインに考えるなら、
1000 New V3
を最初の候補にします。
理由は単純で、
容量1,024Whに対して約10.6kg
だからです。
キャンプでは容量だけでなく、
車から降ろす
サイトまで運ぶ
テント内へ移動する
撤収して再び車へ積む
という作業があります。
3,000Whあっても、毎回30kg近い本体を運ぶのが負担になれば使わなくなる可能性があります。
キャンプでは、
必要十分な容量+持ち運びやすさ
を優先するのがおすすめです。
車中泊なら1500 Newが狙い目
車中泊なら、私は1500 Newを一つの基準にしたいです。
1,536Wh
2,000W
約14.5kg
というバランスが理由です。Jackery公式サイト
1000 New V3より容量に余裕がありながら、2000 New以上ほど重くありません。
ポータブル冷蔵庫を長時間動かしたり、電子レンジや電気ケトルなどを使ったりする場合にも余裕を持たせやすくなります。
1泊中心なら1000 New V3。
連泊もするなら1500 New。
さらに電気を多く使うなら2000 New。
という考え方が分かりやすいでしょう。
防災なら2000 New以上を検討
防災目的では、
「何Whあれば絶対安心」
とは言えません。
家族人数や使用する家電によって必要容量が大きく変わるからです。
ただし家庭で、
冷蔵庫
照明
Wi-Fi
スマートフォン
テレビ
調理家電
などを使うことを考えると、キャンプより多くの電力が必要になります。
そこで一つの目安として、
2000 New → アウトドア+防災
3000 New → 大容量防災
3600 Plus → 拡張型防災
5000 Plus → 家庭バックアップ
と考えると選びやすくなります。
容量が大きければ良いわけではない
ここはJackery選びで非常に重要です。
例えば5000 Plusは5,040Wh・6,000Wなので、今回の6機種では最も高性能です。
だからといって、
「迷ったら5000 Plus」
ではありません。
キャンプへ持っていくなら約60kgは明らかに大きな負担になります。
反対に、家庭の長期停電対策を1000 New V3だけでまかなおうとすると、容量不足になる可能性があります。
つまり、
性能ではなく用途から逆算する
ことが重要です。
迷ったらこの基準で選ぶ

かなり簡単にまとめると、
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| キャンプ | 1000 New V3 |
| 1泊車中泊 | 1000 New V3 |
| 車中泊・連泊 | 1500 New |
| 連泊+防災 | 2000 New |
| 大容量+車載 | 3000 New |
| 拡張できる家庭防災 | 3600 Plus |
| 本格的な家庭バックアップ | 5000 Plus |
この表から選んで、候補を2機種程度に絞るのがおすすめです。
そこから個別記事で、
重量
サイズ
充電時間
使える家電
拡張性
UPS
ソーラー充電
などを比較すれば、自分に合ったモデルがかなり見えてきます。
Jackeryを選ぶときの注意点
必要以上に容量を大きくしない
容量が増えるほど安心感はあります。
しかし重量・サイズも増えます。
特にキャンプ・車中泊では、持ち運びや収納スペースまで考えて選びましょう。
定格出力も確認する
容量は「どのくらい長く使えるか」。
出力は「どのくらい大きな家電を使えるか」。
という違いがあります。
例えば容量が十分でも、使用する家電の消費電力が定格出力を超えれば使えません。
防災なら充電方法も考える
停電が長引けば、どれだけ大容量でもいつか電気はなくなります。
家庭用ACだけでなく、
ソーラーパネル
走行充電
なども含めて、**「どうやって電気を補充するか」**まで考えておくと安心です。
まとめ|Jackeryは用途から容量を選ぼう
今回比較した6機種は、
1000 New V3
1500 New
2000 New
3000 New
3600 Plus
5000 Plus
です。
容量は1,024Whから5,040Wh。
定格出力も1,500Wから6,000Wまで大きく違います。Jackery公式サイト
しかし、一番重要なのは数字の大きさではありません。
どこで、何を、どのくらい使うのか。
ここから考えることがJackery選びのポイントです。
キャンプなら1000 New V3。
車中泊で容量に余裕が欲しいなら1500 New。
連泊と防災を両立するなら2000 New。
3kWhクラスでも車載を考えるなら3000 New。
将来的な容量拡張まで考えるなら3600 Plus。
そして、停電時に家の電気そのものをバックアップするところまで考えるなら5000 Plus。
というように、用途によっておすすめは変わります。
「一番大きなモデルを買えば安心」ではなく、
自分に必要な容量と持ち運びやすさのバランスを取ること
が、購入後に後悔しないためのポイントです。
今回の記事を入口にして、気になったモデルが見つかったら各個別記事で詳しく確認してみてください。






