ポータブル電源を選んでいると、
「1000Whクラスでは少し心配」
「でも2000Whクラスになると重くなりそう」
という悩みが出てきます。
そんな人が注目したいのが、Jackery ポータブル電源 1500 Newです。
容量は1,536Wh、定格出力は2,000W。
1000 New V3の1,024Wh・1,500Wから一段階パワーアップしながら、本体重量は約14.5kgに抑えられています。
さらにリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、充放電サイクルは約6,000回。
UPSも10ms以内の切り替えに対応しています。
「キャンプや車中泊だけでなく、停電対策にも余裕を持たせたい」
という人には、かなり気になる容量帯ではないでしょうか。
この記事では、Jackery 1500 Newの容量・出力・重量・充電性能・バッテリー寿命を詳しく解説。
さらに、1000 New V3との違いや、同じ1,536WhのEcoFlow DELTA 3 1500とのスペック比較まで紹介します。
Jackery 1500 Newの主な特徴(ポイント)は、
- 容量1,536Wh
- 定格出力2,000W
- 瞬間最大4,000W
- 重量約14.5kg
- サイズ330×221×242mm
- リン酸鉄リチウムイオン電池
- 約6,000回の充放電サイクル
- UPS切り替え10ms以内
- AC充電で約1.5時間で満充電
- 最大400Wのソーラー入力
- 公式サイト購入なら5年保証
です。
数字だけを見ると、
「1000 New V3をそのまま一回りパワフルにしたモデル」
という印象があります。
しかし実際に比較すると、1000 New V3とは向いている使い方が少し違います。Jackery公式サイト
- Jackery 1500 Newとは?
- 1,536Whはどのくらいの容量?
- 定格出力2,000Wが1500 Newの大きな魅力
- 1,536Whなのに約14.5kg
- 約6,000回の長寿命バッテリー
- AC充電なら約1.5時間で満充電
- ソーラーパネルなら最大400W入力
- キャンプでは少し余裕のある容量
- 車中泊では1,536Whが活きてくる
- 防災用として1500 Newが使いやすい理由
- UPSは10ms以内
- 1000 New V3と1500 Newはどちらを選ぶ?
- EcoFlow DELTA 3 1500と比較すると?
- 1500 Newのデメリット・注意点
- 1500 Newはどんな人におすすめ?
- まとめ|1500 Newは容量・出力・サイズのバランスが魅力
Jackery 1500 Newとは?

Jackery 1500 Newは、1,536Whの容量と2,000Wの定格出力を備えたポータブル電源です。
基本スペックをまとめます。
| 項目 | Jackery 1500 New |
|---|---|
| 容量 | 1,536Wh |
| 定格出力 | 2,000W |
| 瞬間最大出力 | 4,000W |
| 重量 | 約14.5kg |
| サイズ | 330×221×242mm |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| サイクル数 | 約6,000回 |
| UPS | 10ms以内 |
| AC出力 | 3ポート・合計2,000W |
| USB-A | 1ポート・最大18W |
| USB-C | 2ポート・最大100W |
| ソーラー入力 | 最大400W |
| 保証 | 5年 |
1000Whクラスでは物足りないけれど、大型の2000Whクラスまでは必要ない。
その中間を埋めてくれるモデルです。
「Jackeryというメーカーやポータブル電源全体の特徴はこちらで詳しく紹介しています。」Jackery公式サイト
1,536Whはどのくらいの容量?

1500 Newの容量は1,536Wh。
1000 New V3の1,024Whと比較すると、512Wh多くなっています。
単純な容量比較なら約1.5倍です。
例えば、
スマートフォン
ノートパソコン
LED照明
ポータブル冷蔵庫
テレビ
電気毛布
といった比較的消費電力の小さい機器なら、かなり余裕を持って使えます。
さらに1,500Whクラスになると、
「冷蔵庫だけ」
「電気毛布だけ」
ではなく、
複数の機器を組み合わせて使うという運用が現実的になってきます。
もちろん実際の使用時間は、変換効率や家電の動作状況、気温などによって変わります。
そのため、
1,536Wh÷家電の消費電力
という単純計算どおりにはなりません。
それでも1,000Whクラスより500Wh以上余裕があることは、長時間使用では大きな違いになります。Jackery公式サイト
定格出力2,000Wが1500 Newの大きな魅力

個人的に1500 Newで容量以上に注目したいのが、
定格出力2,000W
です。
1000 New V3は1,500W。
1500 Newでは、そこから500Wアップしています。
しかも瞬間最大出力は4,000Wです。
これによって、
電子レンジ
電気ケトル
電気ストーブ
炊飯器
ドライヤー
調理家電
など、高出力の家電も候補に入ってきます。
ただし、すべての家電を無条件で使用できるわけではありません。
使用する製品の消費電力・起動電力を確認する必要があります。
それでも定格2,000Wまで対応できるのは、アウトドア用品というより「持ち運べる家庭用電源」に近い使い方を、考えるうえで大きなメリットです。Jackery公式サイト
1,536Whなのに約14.5kg

容量が大きくなると問題になるのが重量です。
1500 Newの重量は約14.5kg。
決して軽いとは言えません。
しかし、Jackery公式では2025年9月時点の1000~1500Wh帯の対象製品において、小型ボディを特徴として掲げています。
本体サイズは、
330×221×242mm
です。
ここで1000 New V3と比較してみましょう。
| 項目 | 1500 New | 1000 New V3 |
|---|---|---|
| 容量 | 1,536Wh | 1,024Wh |
| 重量 | 14.5kg | 10.6kg |
| 幅 | 330mm | 314mm |
| 奥行 | 221mm | 201mm |
| 高さ | 242mm | 234mm |
容量は約1.5倍ですが、本体サイズが極端に巨大になるわけではありません。
一方、重量は約3.9kg増えます。
ここが1500 Newを選ぶうえで重要なポイントです。
頻繁に持ち歩くなら1000 New V3。
多少重くなっても容量と出力を優先するなら1500 New。
という選び方が見えてきます。Jackery公式サイト
約6,000回の長寿命バッテリー

1500 Newはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
Jackeryが公表している充放電サイクルは約6,000回。
6,000回使用後も初期容量の約70%を維持するとされています。
これは防災用として考えた場合にも重要です。
ポータブル電源は、
「災害が起きるまで使わない」
より、
普段から使用
↓
キャンプや車中泊でも使用
↓
停電時には非常用電源として使用
という運用の方が、製品を有効活用できます。
約6,000回というサイクル寿命なら、日常的な使用も考えやすくなります。
AC充電なら約1.5時間で満充電
1,536Whもあると、
「充電にかなり時間がかかるのでは?」
と思うかもしれません。
1500 Newは家庭用ACコンセントから充電した場合、約1.5時間で満充電。
0%から80%なら最速約1時間です。
さらにJackeryアプリから緊急充電モードを使用すると、最短約80分でフル充電できます。
容量を考えるとかなり短時間です。
例えば、
「明日キャンプなのに充電を忘れていた」
「台風が接近してきたので停電に備えたい」
というときにも充電しやすくなります。Jackery公式サイト
ソーラーパネルなら最大400W入力
1500 Newはソーラーパネルからの充電にも対応しています。
最大ソーラー入力は400W。
Jackery公式では、最大400W入力時に約4.5時間で満充電できる目安が示されています。
ただし、これは条件の良い場合の目安です。
実際のソーラー発電は、
天候
季節
気温
太陽の位置
パネルの角度
影
などに大きく左右されます。
そのため、
「400Wパネルなら常に400W発電する」
という意味ではありません。
それでも、家庭用コンセントが使えない状況で電力を補充できる手段があるのは、防災用途では大きな安心材料になります。Jackery公式サイト
キャンプでは少し余裕のある容量
キャンプだけで考えると、1500 Newはかなり余裕のあるモデルです。
スマートフォンやLEDランタン程度しか使わないなら、正直1,536Whも必要ありません。
一方、
ポータブル冷蔵庫
扇風機
電気毛布
炊飯器
電気ケトル
調理家電
スマートフォン
カメラ
などを積極的に使うキャンプなら話が変わります。
特にファミリーキャンプでは複数人がスマートフォンを充電したり、冷蔵庫を長時間動かしたりするため、容量に余裕があるメリットが出てきます。
「最低限の電気だけ使うキャンプ」
より、
「家電を使って快適に過ごすキャンプ」
に向いたモデルです。Jackery公式サイト
車中泊では1,536Whが活きてくる

車中泊では1500 Newの容量が活きてきます。
特に、
ポータブル冷蔵庫
電気毛布
ノートパソコン
照明
スマートフォン
調理家電
などを組み合わせる場合です。
1000Whクラスでも1泊程度なら対応できるケースは多いですが、
連泊する
冬に電気毛布を長時間使う
車載冷蔵庫を常時稼働させる
車内で仕事をする
といった用途では、500Wh以上の容量差が安心につながります。
ただし約14.5kgあるため、
車から頻繁に持ち出す人は重量も考慮してください。Jackery公式サイト
「Jackery 1000 New V3とは?1024Wh・1500Wの実力を徹底解説」
「もっと軽いモデルが欲しい方は、約10.6kgの1000 New V3もチェックしてみてください。」
防災用として1500 Newが使いやすい理由

1500 Newはアウトドアだけでなく、防災用途との相性が良いモデルです。
停電すると、
冷蔵庫
スマートフォン
照明
テレビ
Wi-Fiルーター
パソコン
など、普段当たり前に使っている機器が使用できなくなります。
1,536Whあれば、情報収集や通信手段を確保しながら、必要な家電へ電力を振り分けやすくなります。
また、Jackery公式は1500 Newについて、災害時に1~3日活用できる容量として案内しています。
ただし、これは使用する家電によって大きく変わります。
エアコンや電気ストーブなど消費電力の大きい家電を長時間使えば、当然短くなります。
「何日使えるか」より、
停電時に何を優先して動かすのかを、事前に決めておく方が重要でしょう。Jackery公式サイト
UPSは10ms以内
1500 NewにはUPS機能も搭載されています。
切り替え時間は10ms以内。
家庭用コンセントと1500 Newを組み合わせておけば、停電発生時にポータブル電源側へ素早く切り替える使い方ができます。
例えば、
Wi-Fiルーター
パソコン
NASなどの周辺機器
といった、突然電源が落ちると困る機器のバックアップ用途が考えられます。
アウトドアだけではなく、普段から家庭で使えるポータブル電源という位置付けが強くなっています。
1000 New V3と1500 Newはどちらを選ぶ?

ここは購入時に迷いやすいところでしょう。
比較すると違いが分かりやすくなります。
| 項目 | 1000 New V3 | 1500 New |
|---|---|---|
| 容量 | 1,024Wh | 1,536Wh |
| 定格出力 | 1,500W | 2,000W |
| 重量 | 10.6kg | 14.5kg |
| サイズ | 314×201×234mm | 330×221×242mm |
| サイクル数 | 6,000回 | 6,000回 |
| UPS | 10ms | 10ms |
差が大きいのは、
容量・出力・重量
です。
1000 New V3が向いている人
キャンプや1~2泊程度の車中泊が中心。
頻繁に車から降ろす。
できるだけ軽いモデルが欲しい。
こうした人なら1000 New V3の約10.6kgは魅力です。
1500 Newが向いている人
家電を複数使いたい。
2,000Wクラスの出力が欲しい。
連泊でも余裕が欲しい。
防災用途を重視したい。
こうした人なら1500 Newの容量と出力が活きてきます。
個人的には「容量だけ」で選ぶより、
約3.9kgの重量差を許容できるか
を考えると選びやすいと思います。Jackery公式サイト
EcoFlow DELTA 3 1500と比較すると?
今回Jackeryから提供された比較資料には、競合製品のスペックも掲載されています。
同じ1,536Whクラスでは、EcoFlow DELTA 3 1500が比較対象になります。
| 項目 | Jackery 1500 New | EcoFlow DELTA 3 1500 |
|---|---|---|
| 容量 | 1,536Wh | 1,536Wh |
| 重量 | 14.5kg | 16.5kg |
| サイズ | 330×221×242mm | 398×213×281mm |
| サイクル数 | 6,000回 | 3,000回 |
| UPS | 10ms | 10ms |
※上表はJackeryから提供された比較資料を基にしています。競合製品は仕様変更される場合があるため、購入時には各メーカーの最新情報も確認してください。
容量はどちらも1,536Wh。
UPSも10msです。
一方、提供資料上では重量に約2kgの差があります。
またサイクル数についても、
Jackery 1500 New:6,000回
DELTA 3 1500:3,000回
となっています。
つまり1500 Newは、
「1,500Whクラスでも、できるだけ重量を抑えたい」
という人が比較しておきたいモデルです。
ただし、ポータブル電源は容量・重量・サイクル数だけで優劣を決められる製品ではありません。
出力ポート、充電方法、アプリ、拡張性なども含めて判断する必要があります。
この比較については、別記事で詳しく取り上げる予定です。Jackery公式サイト
1500 Newのデメリット・注意点
スペックだけを見ると魅力的ですが、注意点もあります。
約14.5kgある
1000 New V3より約3.9kg重くなります。
車載したまま使うなら問題になりにくいですが、頻繁に持ち運ぶ人には差を感じるでしょう。
小型家電だけならオーバースペック
スマートフォン、LEDランタン、カメラ程度しか使わないのであれば、1,536Whはかなり余ります。
500 Newや1000 New V3も検討した方がよいでしょう。
ソーラー入力は最大400W
1,536Whの大容量に対してソーラー入力は最大400Wです。
晴天時でもACコンセントほど短時間では充電できません。
さらに大容量が必要な用途もある
家庭の冷蔵庫や高出力家電を長時間使用したい場合や、数日間の停電を想定する場合には、2000 Newや3000 Newなども候補になります。
1500 Newはどんな人におすすめ?
Jackery 1500 Newは、
- 1000Whでは容量が少し不安
- 2000Whクラスほど大きなモデルは必要ない
- 定格2,000Wが欲しい
- 車中泊で冷蔵庫や電気毛布を長時間使いたい
- ファミリーキャンプで複数の家電を使いたい
- 防災用として容量に余裕を持たせたい
- 長寿命のリン酸鉄モデルが欲しい
- できるだけコンパクトな大容量モデルが欲しい
- UPSとして日常的にも活用したい
という人に向いています。
特に、
「1000 New V3では少し足りない。でも2000Whクラスは大きすぎる」
という人にとって、ちょうど中間に位置するモデルです。Jackery公式サイト
まとめ|1500 Newは容量・出力・サイズのバランスが魅力
Jackery ポータブル電源 1500 Newは、
1,536Wh
2,000W
約14.5kg
6,000サイクル
UPS 10ms以内
というスペックを持つポータブル電源です。
1000 New V3と比べると約3.9kg重くなるものの、容量は512Wh増え、定格出力も500W高くなります。
この差は、
冷蔵庫+電気毛布
冷蔵庫+調理家電
PC+通信機器+照明
など、複数の機器を使う場面ほど効いてきます。
一方で、毎回キャンプ場へ持ち運ぶことを最優先するなら1000 New V3の軽さも魅力的です。
つまり、
持ち運びやすさなら1000 New V3。
容量と出力に余裕を持たせるなら1500 New。
という違いが見えてきます。
さらにJackery提供資料では、同容量のEcoFlow DELTA 3 1500と比較して、1500 Newは重量とサイクル数に違いがあります。
1,500Whクラスを検討しているなら、単純に容量だけを見るのではなく、
「何を動かしたいのか」「何時間使いたいのか」「14.5kgを持ち運べるのか」
まで考えて選ぶのがおすすめです。
次の記事では、さらに容量を増やした**「Jackery 2000 New/2000 New V2」**について、2,000Whクラスになると何が変わるのか詳しく紹介します。


